「たぬき流勉強法」


ここでは「たぬき流」の勉強の仕方を解説しています。

勉強の仕方、と一応はタイトルをつけていますが、何もこのやりかたが絶対ではありません。人によって合うやりかたは違うし、同じ人間でも時と場合、あるいは成長や意識の変化に応じてきめこまかく変わると思っています。

だからここに書いてあることを今風の「学習のマニュアル」というようには決して思わないでください。常に自分の心の中と対話しながら模索するための参考という風に思って下さい。

もちろんこのコーナーにも、「仕方」というくらいですから「方法」が紹介されています。でもあくまでも勉強する主人公は自分自身であることを忘れたら、勉強で最も大切な「学ぶ楽しさ」「自分の成長が実感できる喜び」「知的好奇心が満たされた充実感」「さらにナゾが深まる面白さ」・・・等々がいつになってもわいてきません。そうした心境にぜひ達して欲しいという願いは、教師だった頃も、家庭教師になっての今も全く変わっていません。

ただ、そんな事を主張すると「それは理想論だ」「自分はそんな心境になりっこない。だって勉強は嫌いだもん!」とか言われます。

でもそうした「見た目の世界」に目標を置き続けると、成績が伸びるほどプレッシャーが強くなったり、極端な場合は人間として歪んでしまうこともまた事実ですよね。

とっかかりは例えば「テストでいい点をとりたい」「友達に負けたくない」「順位を伸ばしたい」「親に怒られたくない」「自慢したい」・・・という、人間としてごく自然な気持ちでもいいんです。でもそこで終わってほしくないんです。

実際にここに書いた勉強法の多くは「どちらかといえば勉強の嫌いだった教え子たち」と共に作り上げてきた方法ですから。

そうした分野の得意な人達からみたら「?」という記述もあるでしょう。それでも参考になることがあったらぜひ参考にしてみてくださいね!!!


もう一つはじめにことわっておきたいのは、私はいつもそれなりの手間隙をかける方法をお勧めしているということです。

今の風潮としては「いかに苦労をしないでいい結果だけを出すか」という安易な発想がはびこっています。これはいくらなんでも虫がよすぎます。

何かいい結果を出している人の見かけだけをみて、すぐに「楽してああいう風にどうしたらなれるか」なんて思ったらそうした人達に失礼です。


歴史勉強法

その1 テスト対策的緊急処置&等間隔年表作成

その2 勉強を進める時の心の持ち方・・・苦手意識をなくしていけたらさらにアップ